助六の秋号がでました。相変わらずターゲットの金持ち親父さんたちに「粋な遊び」をしようと誘いかけてます。財力は必要ですな。
表紙は木村多江さん。美しい・・・
写真を見て「着せられてる」感じがなくてむしろこの人は着慣れてはるなぁと思いました。それもそのはず日本舞踊の名取さんなんだそうです。写真の中に鷹の刺繍の羽織を着てるのがありますが何とも息を呑む艶っぽさがあります。
今号は「粋」って何?に始まり、「粋」に遊ぶ、「粋」の凄みなど・・・人それぞれ感じている「粋」の定義は違うわけですが、ただ皆さんの統一された意見としては自分で「粋」には成れず、人が思って言ってくださって初めて「粋」に成るのだと。そういや、そうだなと今頃思った私でした。
「粋」と「野暮」、私は「野暮」に限りなく近い人間なので、ふぅんと興味深く読みました。